資金ショートを起こさないために
資金のショートを防ぐためには『資金繰り』がうまくできていることが第一条件です。
特に銀行の貸し渋りにより“つなぎ資金”の手当ができにくくなっている現在、現金資金管理と
しての資金繰りが非常に重要になっています。そこで資金繰りについて簡単に説明します。
資金繰りとは現金の出入り(収支)をチェックし、事業資金が不足しないよう調整することです。
帳簿上、儲かっていても、支払いに回す資金が不足してくると資金繰りは苦しくなります。
資金繰りが苦しくなる原因は主に次の点にあります。
| 売上があっても長期の回収条件であったり、受取手形での回収となり、すぐに現金化できない。 |
| 借入金の返済など、費用として計上されない現金での支出が多い。買掛金を現金で決済した。 |
| 売掛金の回収が長期の条件に変わったり、買掛金の支払期間が短くなったりして、回収と支払のバランスが崩れる。 |
資金繰りを誤らないためには、運転資金にゆとりを持つことが肝要です。
当然ながら、資金ショートはいきなり起こるものではありません。
必ず前兆があるものです。
健全な会社から危ない会社へと移行する過程で起きる定性的な企業行動の
簡単なチェックリストを紹介します。
| 資金ショートチェックリスト |
| チェック@ 高金利金融・融通手形で資金調達をしたくなった |
| チェックA 経理部長の不規則な行動が増えてきた |
| チェックB トップの不在が多くなってきた |
| チェックC 従業員の賃金等の支払が遅れてきた |
| チェックD 新しい仕入先がやたらと増える |
| チェックE 経費の公私混同が始まる |
| チェックF 使途不明の経費が増える |
| チェックG 借入金のために常に銀行等に出向くようになった |
| チェックH 利益意識が薄くなりだした |
| チェックI 主力商品の在庫が目立ってきた |
| チェックJ 手形の支払をジャンプしてもらった |
当てはまる項目はいくつありましたか?
多かった方は真の原因追及、早めの解決をはかってください。
不幸にして経営が不振に陥ったときは『早期に適切な手を打つ』ことこそが
最悪の事態に陥らない重要なポイントになります。
困ったときには早目にご相談ください。
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